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'00 納涼沢登り

'00 8月中旬
     8月に入っても蒸し暑い。おまけに今日も天気予報によると、日中は30度に達するとのうだる陽気。こんな日はやっぱ納涼沢登りしかないでしょう!と言う訳で、栗山最速の男、K先輩と一緒に、夕張M地区の沢で涼む事にした。風流でしょう?。

     K先輩のバイクはトライアルバイクじゃなくてただのセロー、そしてトライアルもしない人のだが、ハードで知られる日高・中頓別のEDでは常に上位入賞の強者、おまけに前後トラタイヤで足回りを固めているなど、頼もしい限りである。


     まずは本流に取り付いて第一の支流にアタック。ここは岩手県のツーリングトライアルに通い詰めているドンちゃんの命名で”ミニ龍仙洞”と名付けられた支流である。美しい小滝の連続するセクションっぽい所や、河床が一面岩盤のナメがあったりして、とても快適。

     約1KMほど遡行して、魚止めの滝ならぬ、”ライダー止めの滝”にて小休止。ここは助走一発・勢いで、バイクでも登れないことはなさそうだが、登ったは良いがとても降りられそうにはないのでここで折り返し。再度本流をさかのぼり、幾つかの支流を登って遊ぶ。この沢、本流も支流も今年は何度も走っており、いやらしい倒木をその都度鋸で切っているため、すっきりとして走りやすいコースとなった。

     木漏れ日のなか、階段状に連続する小滝の連続する沢は見た目にも非常に涼しげ。実際確かに涼しく、難所でちょっとヒートしても、冷たい沢の水でじゃぶじゃぶ顔を洗ったり、ウエアにかけたりするととても気持ちよく、30度を越えてうだるような下界とは別世界。

     この日だけで7〜8kmは沢を走っただろうか。こうして沢を淡々と長距離走っていると、いかに自分がトライアルパークでは、クラッチを多用してのごまかしターンをしていたかが、如実に分かる。

     パークのセクションなら、ちょっとラインをはずしそうになったらクラッチ切ってスタンディングし、バイクが思う方向に寝てから半クラで走ればなんとかなるけど、これだけの長距離をそれで走るなんて指が持たなくて不可能。常にローやセコ繋ぎっぱなしでゆっくり走り、左右のステップ荷重や腰の振り具合でラインを修正するという、昔風の走りとなるのだが、思った方向にバイクが曲がらず真っ直ぐ走ったり、逆にクルンと回りすぎて前輪がウォッシュアウトしたりと、これがなかなか難しい。うーん、ターンは奥が深い!。

     やがて本日のメインイベント、沢の最上部支流の”ミニ日高”と呼んでいる、H.T.D.E.で下った急なガレ沢と規模・ガレ具合等がとても似ている枯れ沢アタック。距離的には500m足らずかもしれないけど、勾配もありガレガレでハード。けどラインを選べば、降りてバイクを押したり、両足で踏ん張ったりせずに上り下り出来るという、ちょうど良い難易度具合。ただ私、下りで油断してフロントタイヤがすっぽりはまり、前回りしたけどね。

     最後に、周辺の急な作業道でヒルクライムごっこをやったり、趣をかえて稜線越えの林道ツーリングをして滝見物をしたりなどと、出発時には満タンだったPAMPERAの7Lタンクの燃料をほとんど使い切って、この日の納涼ツーリングは終了。うーん、やはりこういう行動範囲の広いアタックツーリングは、タンクとシートがしっかりしたPAMPERAに限るけど、前後トラタイヤのセローもなかなか侮れない!。


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