クラッチフルードのエア抜き


 クラッチフルードにエアが噛むと結構大変です。普通のフルード交換のように、レバーを握りながらブリードバルブを緩めるだけでは、まず抜けません。つまりエアは軽いので、下からは抜けないって事らしい。注射器で下から上に向かってエアごと、フルードを押し上げるしかないようです。

 ちなみにこの写真は、エア抜き終了後に再現映像として撮ったものなので、実作業とは若干違いがありますのでご了承を(作業時はフルードまみれで撮影どころじゃなかったんだもん!)。


  • 準備編

       マスターシリンダー内のフルードはあふれてしまうので、予め注射器等で吸い出しておきましょう。またチューブは数cm程度の短いもので十分。注射器容量は30cc以上は欲しいところです。


  • ブリードバルブとチューブ内をフルードで満たします

       エア抜きするのに、またまたエアを注入したのでは手間が増えるだけ?と言う訳で、通常通りのフルード交換の手順に従って、ブリードバルブからフルードを排出し、まずバルブとチューブ内のエアを排出しておきます。

       あとで圧が掛かるので、チューブとバルブの接合部は、タイラップ等で緊結しておいた方が良いでしょう。


  • 注射器にて、下からフルードを注入します

       チューブに注射器を突っ込み、ブリードバルブを若干緩め、下からフルードを注入します。注射器とチューブの接合の際、ここにエアが噛まないように気を付けましょう。

       バルブの緩め方が緩いと、チューブ付近からフルードがむり、また緩めすぎると今度はバルブ付近からフルードがむります。つまりどっちに転んでも、クラッチポンプ〜床は、フルードまみれになりますので、覚悟して下さい。またマスターシリンダーからあふれる事もあります。



  • 奥の手〜マスターシリンダーとクラッチホースの継ぎ目からもフルードを抜く

       上記の方法だけでエアがマスターシリンダーにきちんと抜けてくれれば良いのですが、なかなかどうして。まずはエアが抜けたかどうか確認し、それでもだめなら同様の方式にて、今度はホースとマスターの継ぎ目から、フルードごとエアを抜きます。継ぎ目を緩めた後、ウエス等を巻き付けておくと、飛び散らなくて良いでしょう。

       下手するとここからまたエアを噛みかねませんので、下からフルードの圧入中に、先ほど緩めた継ぎ目を締めます。フルードはアルコール系の溶剤で、水に溶けますので、あとはフルードまみれになった車体を洗車して終了。


       たいがいはこれで大丈夫だとは思いますが、これでもだめな場合?。うーん、ショップ持っていくしかないかな?。

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