最近になってますますDT125の重さと、パワー・足回りに物足りなさと不満を感じていたところ、行きつけのバイクショップ(栗山町のモト・マタドール)の紹介でこの中古外車を格安で手に入れることが出来ました。年式こそ多少古いものの、さすがはワークスレプリカ、パワー・乗り味ともに最高です。今の最新国産250ccトレールにも全くひけを取りません。
店長に言わせると”このバイクはOne of the Thousand(千台に一台)の当たりバイクで、これだけ仕上がりのいい、この型のKTM125バイクは日本に数台しかない。他の125が皆こんなにいいとは思うな。”とあえて言うくらいなので、乗り易さはモトマタドールの折り紙付きです。
このバイクに乗るまでは、トレールバイクとエンデューロバイクは、保安部品も付いているし見た目も変わらないので、さして違いなどないと思っていましたが、実は全くの別物だったことに気が付きました。トレールとモトクロッサーが見た目は似ていても別物なのと同じく、トレールとエンデューラーもまた、使用目的が違うため設計からして違い、それが乗り味の違いとしてはっきり感じられます。
包丁に例えるなら、ご家庭にどこにでもある文化包丁と、職人の使う鋼の包丁といったところでしょうか?。文化包丁なら肉・魚・野菜等なんでも使えますし、メンテナンスフリー。但し切れ味がうんと悪くなったら使い捨て。
その点鋼の包丁は、食材に応じて使い分けなければいけないし、使いっぱなしだと錆びてしまいます。但しきちんと研げば一生モノで、その切れ味たるや、思わず鳥肌が立つくらい。料理の素人だってその切れ味に魅了され、思わず台所に立ちたくさせるような独特の”アジ”を持っています。私が感じたトレールとエンデューラーの大きな違いとは、この”アジ”の有無で、なかなか言葉では表現しずらいですが、機会があったらエンデューラーに一度乗ってみる事をお勧めします。
やはりこのバイクの持ち味が生きる場面としては、タイトなコーナーが連続する、ガレガレに荒れた路面をパワーバンドを維持しながら、そして足回りのスムースさを楽しみながらひらりひらりと駆け抜けられる林道・作業道でしょうね。そのような条件下では正にこのバイクの独断場、国産250ccトレールはおろか、下りならばフルパワーエンデューロバイクをカモることだって可能でしょう。
あとフルパワーエンデューロバイクのようにアクセルワークに神経質になることもなく、パワーバンドを十二分にあやつっての走りは繰り返しになりますが、正にfun to ride!。この快感は250ccバイクでは味わえない、外車125ccオーナーならではの特権です。250ccの低速トルクにも魅力は感じますが、持てる性能を最大限に使い切って、操縦する楽しさというものを、このバイクで知ることが出来てとてもうれしい今日この頃です。
一方難所を低速トルクを屈指してトコトコと、またウッズの斜面をフローティングターン気味に、左右に切り返しながら登るようなシチュエーションを走るアタックツーリングではPAMPERAの独断場と言うわけで、2台ともまるっきり正反対の性格です。お陰でお互いの守備範囲を干渉することもなく、シチュエーションに応じて使い分けるという、全く贅沢な選択が出来るようになって、遊びの幅が一層広がりました。
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