この日夕張市の花とシネマのドリームランド特設コースにおいて、第4回北海道ヒルクライム選手権が開催されたので、観戦に行って参りました。助走の限られたズリ山の急斜面を、アクセル全開でまっすぐ登って行き、誰が一番高くまで登れるかという、実にシンプルで且つダイナミックな大会です。まず向かって左側のズリ山で予選の後、向かって右側のズリ山で決勝戦という内容です。
下記のようにバイクのエンジン・排気量別に8つのクラス区分がありまして、合計約40〜50名の参加者がいました。9時過ぎ開会式の後、9時半頃から予選が開始されました。
| クラス名 | エンジン | 排気量 | 参加台数 |
| 2A | 2スト | 50cc未満 | 1台 |
| 2B | 2スト | 125cc未満 | 7台 |
| 2C | 2スト | 250cc未満 | 25台 |
| 2D | 2スト | 250cc以上 | 4台 |
| 4A | 2スト | 50cc未満 | 0台 |
| 4B | 2スト | 125cc未満 | 0台 |
| 4C | 2スト | 250cc未満 | 3台 |
| 4D | 2スト | 250cc以上 | 2台 |
予選はご覧の全長100mの斜面を3回アタックし、登れた場合はインからアウトまでのベストタイムを競い、一度も登れなかった場合は3回の到達距離の合計を計測するものです。
助走区間はご覧の通り短く、2回目、3回目と徐々にのばして行きます。斜度はスキー場の上級コース位ありますので、登り切れずに途中で止まると辛いものがあります。
斜面が比較的フラットで直線、斜面はグリップが悪く、また助走が短いとくれば大排気量のバイクが圧倒的有利かと思いきや、125ccMXやEDが結構完登するなか、オーバー250ccの外車が手こずるなど、アクセル全開を維持したままいかにさお立ちにならないかの、高度な重心移動のテクニックが要求されたようです。
また今大会にはトライアルバイクも5台参加しており、アンダーパワーのハンデにもめげず、皆何事も無かったかのごとく完登していきました。
予選で約半数以下に振るい落とされた後、午後は決勝戦の斜面に舞台を移します。決勝戦は一発勝負、トライは一回きりです。
斜度は予選斜面よりきつく、グリップはグサグサでなお悪く、斜面がフラットではないため、完登出来た選手はなく、到達距離が勝敗を決めました。さすがに決勝斜面ではパワーがものを言ったようで、トライアル車軍団はちょっと苦戦していました。
斜面の条件が予選より厳しいため、コースではバイクのまくれ上がりの嵐でした。
中にはまくれ上がる直前にバイクを放り出したため、バイクだけ2mほど斜面を駆け上がり、記録を伸ばした選手もいました。
総合優勝こそ出来なかったものの、会場を沸かせたバイクがありました。特注のパドルタイヤを履いた山崎選手のフサベルです。他の追従を許さないそのグリップと、大排気量のド迫力で、見るものを圧倒しましたが、グリップが良すぎてやはり捲れ上がってしまいました。
クラス優勝は下記の表のとおりですが、総合優勝は並み居るオーバー250ccを出し抜いて、250cc以下クラスの山田選手が獲得しました。この大会は来年もここで開催予定だそうで、連絡先を記しておきます。
主催〜JSA(日本スーパースポーツ協会)
事務局〜JSA事務局(北海道ノグチ内)
札幌市東区北30条東6丁目2-13
011−752−7883
| 順位 | 選手名 | 決勝到達距離 |
| 1 | 山田 孝司 | ?(失礼) |
| 2 | 山崎 勝 | ?(失礼) |
| 3 | 三本松 陽介 | ?(失礼) |
2Cクラス
| 順位 | 選手名 | 決勝到達距離 |
| 1 | 山田 孝司 | 58.8m |
| 2 | 藤岡 敏治 | 49.7m |
| 3 | 野沢 辰雄 | 44.7m |
2Dクラス
| 順位 | 選手名 | 決勝到達距離 |
| 1 | 吉村 哲也 | 51.7m |
| 2 | 陶山 邦彦 | 51.7m |
| 3 | 森田 芳典 | 33.8m |
4Cクラス
| 順位 | 選手名 | 決勝到達距離 |
| 1 | 杉谷 敏一 | 36.5m |
| 2 | 寺垣 寛 | 35.7m |
4Dクラス
| 順位 | 選手名 | 決勝到達距離 |
| 1 | 山崎 勝 | 38.8m |
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